■中古品チャリティ(UFC)の社会的意義

「中古品チャリティ」(Used For Charity)とは、市民が自分の共感する活動団体を支援するために、その活動団体と連携する古物商へ不用品を無償で提供し、買取査定額を活動団体へ振り込んでもらう仕組みのことです。

既に「中古品チャリティ」と同じような仕組みで活動団体への寄付を行っている企業では、寄付先の数を増やすと、その分だけ決済や問い合わせ対応などに追われ、運営コストがかかってしまう恐れから、少ない団体に絞って寄付先にしています。

これでは、寄付を受け取れない多くのNPOを置き去りにしてしまいます。

そこで、寄付された中古品の買取査定額(=寄付額面)のうち90%をNPOへ寄付し、残り10%を「リサイクル・レイジング」の運営を持続可能にしていくための手数料としてリサイクル業者と「中古品チャリティ」を運営する今一生が受け取ります。

この手数料を受け取ることで、リサイクル業者は「中古品チャリティ」の専従スタッフを確保でき、今一生は寄付を求める団体に安心して寄付できるだけの活動実態があるかどうかをリサーチできます。


つまり、手数料を受け取るからこそ、寄付先を増やすことができるのです。
この10%という運営手数料は、昨今の寄付市場では極めて妥当な数字です。

『ジャストギビング』『ギブ・ワン』『被災地支援マッチングサイト繋プロジェクト』isaveなどの寄付サイトでも、10%の手数料を寄付金から抜いて運営しています。

この仕組みによって、社会貢献事業をしたくても資金不足のために十分な活動ができずにいる活動団体にとって継続的な収入が見込めるため、事業計画を立てることができ、社会的課題を解決する活動を活性化させることできるようになります。

また、NPOには、広告予算がないのに広報の仕方も知らない団体が多いです。

社会貢献という良い活動を続け、社会的課題の解決の実績もあるのに、新聞やテレビなどから取材されるための技術(=マスコミ0円広報術)を持っていなかったり、twitterfacebookなどのネットによる広報術にも弱く、社会的弱者を救済する時間に追われて広報戦略が後手に回ったまま改善されないという内部事情もあります。

そこで、寄付先に対してその活動実績を効果的に広報する術を指導する役割を、広報コンサルでもある今一生が請け負うことで、「中古品チャリティ」に参加した団体が寄付者を増やせるようにすると同時に、寄付がどう使われたかについて結果報告を徹底させることもできるのです。


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